想いを馳せる 

宗教

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この国は、キリスト教の国で、結構 信仰心がある。だから、よく宗教の話になる。宗教の話は、日本人同士でもとても神経を使うし、ましてスペイン語では、上手く話すことができない。だから、できるだけ話をそらすことに神経を使う。

 宗教は何?ってきかれたら、一応 ブッディスタ(仏教徒)と答えているが、僕は、そんなに信仰心があるわけではない。 ただ、宗教を信じていないというのは、誤解を招くので、仏教徒と答える。無意識なレベルで多神教を信じている僕と、一神教を信じている彼らと 僕の拙いスペイン語では、到底理解しあえないと思うから・・・

 今日、仕事で肩関節周囲炎(五十肩)の患者さんを治療した。治療前、彼女は、とても肩が痛く、横に寝ている時に、手の置きどころがなかったみたいだが、僕の治療後、痛みが軽減したため、痛みなく彼女は、手を置くことができた。その時、彼女は、「おお神よっ」と神に感謝した。 ぼくは、「いやいや、僕の治療直後に痛みが軽減したんだから明らかに僕のおかげだろっ」と心のなかで突っ込んだが、彼女と僕と会わせたのは、神のおぼしめしかもしれないので、やっぱり、神のおかげかもしれない。

 ちょっと専門的になるけれど、この治療の際、痛みが強かったため、軽い圧刺激程度にしていただけなんだけど、治療後、彼女は、「あなたのマッサージは良かったよ」と僕に言った。すると、横にいたドミニカーナの理学療法士が「マッサージじゃなくて、テラピア(治療)ですっ」と彼女に間髪入れずに言いなおしていた。

 たぶん、日本でも僕も含めて日本の理学療法士もマッサージと言われるのが、あまり好ましくないと感じる人が多多いと思う。マッサージではなく、ストレッチや理学療法や治療をしていると言いなおす。ちまたによくある10分間マッサージとは異なり、僕たちは、気持ち良いマッサージを目的にしているわけではないのだけれど、結果的に気持ちの良いマッサージと捉えられてしまうことが多いかもしれない・・・

 ただ、この国の理学療法士も同様に、似たような感情を持っていることを知ることができたのは、とても面白く感じた。自尊心を持って仕事をしているんだと僕は感じることができたので、今後に期待したい。
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by R-PT4575 | 2009-07-07 03:58 | instantáneo